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2017年 05月 07日

悪戦苦闘 マイクロエース電機のゴムタイヤ交換

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連休後半、実にこればっかりやっておりました(^^)
マイクロエース旧型電機のトラクションタイヤ交換作業です。



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マイクロエースの旧型電気機関車は生産からかなりの年月が経過したものが多く、トラクションタイヤが軒並み劣化しています。
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ところがマイクロ旧型機関車のトラクションタイヤ付き車輪は溝の幅が狭く、KATOの幅1mmのタイヤを取り付けるとはみ出してしまいます。
これが走行時に車体の揺れの原因になります。
マイクロ製でも電車用動力はトラクションタイヤを分売しているのですが、電機用の大径のものは分売がありません。
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KATOの電車用φ4mmならばうんと引き伸ばした状態で溝に収めることはできるのですが、かなり引っ張っていますのでいずれ切れてしまいそうです。
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そこでKATO製のφ6mm~φ7mmトラクションタイヤの幅を狭くしようといろいろトライしておりました。
こんな風にスケールに巻いてナイフで切ってみたり・・・
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ピンバイスに巻いて回しながら切ってみたり・・・
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一応、こんな風には切れたのですが、切り口がかなりデコボコになってしまいました。
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何とか実用できそうなのがこの方法。
1.2mmのプラ板を幅11mmに切断してトラクションタイヤを巻きつけ、その直線部を平刃のデザインナイフで押し切ります。
上のスケールと似た方法ですが、ステンレスのスケールだと刃が金属に当たったところで止まってしまい、ゴムが切断しきれないのです。
でもプラスチックなら強く押し切ると刃がプラまで喰い込み、ゴムを完全に切断できます。
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これが元の幅1mm。
プラ板の両面で切断し、最後にトラクションタイヤを少しずらして端面部分を切断します。
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切断後です。
幅0.6~0.7mmを狙います。
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右が元の幅1mm、左が切断後です。
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で、H鉄道様のEF55を交換したのがトップの画像です。
前回、客車12輌を牽いて4%勾配を登れなかったので、今回はリベンジです。
さてどうなりますやら(^^)
EF53の方もこの方法でφ6mmに交換しておきます。
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その他、モーターとウォームギアをつなぐチューブが劣化して軸が滑ってしまったりするのでIMONさんのシリコンチューブに交換しておきます。
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交換後です。
なかなか前面窓まで行きつきませんが、やはり走行が悪いと走らせる気になりませんので、内部から進めていくことにします。
今しばらくご猶予を(^^)

ちなみに、昨年BBSでやった半固定抵抗による下り勾配抑速抵抗制御の話、旧Blogに転載しました。
興味のある方もほとんどいらっしゃらないと思いますが、こちらから。
実はこの転記作業に1日かかりました。
自分で書いたものなのに1年経つとあらかた忘れていました(^^)

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by nari_masa | 2017-05-07 11:13 | 旧型電関(N) | Comments(6)
Commented by がおう☆ at 2017-05-07 13:35 x
こんにちわです。

ゴムタイヤの幅を縮める方法、これは良いですね。
まだ劣化したマイクロ機の交換は無いのですが、是非この方法で上手く輪切りしたいです(^^)

BBSの電気の話が懐かしいです。
実はたまに見に行ったりしてます(笑)
呪いの護符を忘れて、抵抗値を求める方法を探しに行ったり・・・(^-^;
Commented by nari_masa at 2017-05-07 16:02
がおう☆さん こんにちは。
ゴムタイヤの輪切り、これ以外にもニッパーでカットするとか、いろいろやったのですがどれもうまく行かず、最終的にプラ板が一番良い結果になりました。
あの電気の話、まだ見て戴いていたのですね。
ありがとうございます。
BBSそのものがいつ中止されるか分かりませんから、早めにBlogに移したいと思っていたのですが、かなりのボリュームなので二の足を踏んでいました。
この連休にできてほっとしております。
Commented by トータン at 2017-05-08 06:27 x
こんなトラクションタイヤの交換までって考えてもいませんでした それにしてもこの程度のものは少なくとも供給はして頂きたいものです TOMIXさんのカプラーが無改造で取り付けられる構造を持っているのですから TOMIXのゴムタイヤが無改造で使えるってことにしないのですかね?愚痴ですがこんなことが修理対象って そんなことやっているから新製品の遅れが起こるのではないでしょうか? 勿論全員がトラクションタイヤの交換が出来る訳ないでしょうから・・・・少しでも修理対象が減ることで作業の軽減が出来るのでは?って思うのは私だけでしょうかね~
それにしても厄介なことをお願いしちゃったようですね~軽い気持ちでお願いしちゃいましたけれど反省しております、ありがとうございます。
Commented by nari_masa at 2017-05-08 18:30
トータンさん こんばんは。
マイクロのトラクションタイヤは古くなると粘着力が落ちるので、レールの上で手でスルスル動かせます。
KATO製なんかはレールに粘り付いて動きませんからね。
確かにトラクションタイヤの交換には台車を分解する必要がありますが、それでもできる人はいるし模型店でも対応できる店はあるのですから、分売はして欲しいです。
ちなみにTOMIXのタイヤはKATOよりも幅広です(^^)
修理は小銭稼ぎの手段ですから、やめないでしょうね。
いえいえ、当方のマイクロ車輌もタイヤ交換したかったので、工法を検討する良い機会になりました。
こちらこそ有難うございます。
Commented by 紙電車オームラ at 2017-05-10 17:53 x
 ご無沙汰しています。ゴムタイヤ薄切り法、大変参考になりました。
 以前に16番で1軸駆動のスリップ対策をやろうとして大失敗、以来考えもしませんでしたが…やりようはあるんですね。当鉄道の屑鉄ロコ共(悶)のレストアにも応用する機会がありそうです。
 抑速ブレーキのBlogも拝見しました。あの時自分で実験して、初めてモーターというものの不思議さに目覚めたワタクシ。測定値のメモは未だに残っていますが、いつかその謎に自分なりの答えを見つけたいと思っております
Commented by nari_masa at 2017-05-10 20:03
オームラさん こんばんは。
ゴムタイヤの輪切り、いろいろ思いついてはやってみましたが、このプラ板法が一番正確にできました。
確かにモーターの特性はいろいろ面白いところがありますね。
またそのうちに遊んでみたいところです。


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